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07.19.2010 |
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白昼夢とパンタロン
おふくろが、背後でミシンを掛けていた。いつから僕はここに座っているんだろう。いつから灯りがついているんだろう。不思議な感じで、おふくろが、よくそんな恰好で寝ていられるねえと、声をかける。全く記憶にない。さっきまで僕は、東京タワーにいたんではなかったか。
地元のテント屋で興業用の大型テントを誂えた。よく買える金があったもんで。で、そのテントが風で損傷しないか気になって、連休の学校に出かけた。
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君を超える
電話が鳴っている、さっきからなりっぱなしだ。云いたい事は分かっている。どうして中止したんだとか、どこに雲隠れしているんだとかだ。別に逃げ隠れしているわけじゃないんだ。取り組んでいる冒険エピソードが、まだ形として現れるには早すぎるんだ。
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